スプレッドの目的
タロットカードでは占う内容によってスプレッド(並べ方)を変えます。この悩みならこのスプレッドを使わないといけないと決まっているわけではなく、最適なスプレッドを選択することでより良い占い結果を導き出せるからです。
例えば古代ケルト十字法やラバーズブリッジ法は、過去から未来へ時が流れるように、それに沿って移り変わる心の変化や状況の変化を見ていくスプレッドです。変化に対して、どうすれば良いかという対策が最終結果となります。
ではこの二つのスプレッドを使い分けるには何を基準にすれば良いのでしょう。
古代ケルト十字法
古代ケルト十字法はどんな質問にも答えてくれる万能なスプレッドです。
人間関係の悩みでも恋愛問題だけではなく、「友人たちから自分はどのように見られているか」とか「成績を上げるにはどうしたらいいか」とか「幸せになるためにはまず何をやればいいか」など非常に応用範囲が広くなっています。
スプレッドの選択に困ったら古代ケルト十字法を使えばまず間違いはないのでは。
ラバーズブリッジ法
ラバーズブリッジ法はその名が表す通り二人の恋の行方を占うスプレッドです。
「憧れの人が自分の事をどう思っているか」とか「二人はこの先どうなるか」などが当てはまります。相手がどう思っているかだけではなく、過去に何があったのか、未来はどうなるのか、二人の恋を邪魔するものはなんなのかなど恋愛に特化しているといえます。
テーマを決める
占いのテーマを決めるのはあなた自身です。タロットカードは何でも占う事ができるため、時には何を占えばいいか困ってしまう事もあります。「幸せになりたい」だけではカードは適切な指示を与えてはくれません。
まずは的確なテーマを考えることがタロットカード占いの最も重要なポイントだと言えるかもしれません。
古代ケルト十字法とラバーズブリッジ法は過去から未来に変化に対しての対策を考えてくれると説明しました。
しかし自分自身で対策法としていくつかの選択肢を持っているならスリーロッツ法を使うのが適切です。三者択一でどの選択を選ぶと良い結果を生み出してくれるか占うスプレッドです。
例えば、好きな人に気持ちを伝えるにはどうすればいいかという悩みに対して、①電話、②メール、③直接告白というように選択肢を作って、その中から最適な手段を選びます。さらにスリーロッツ法で選んだ手段を元に、古代ケルト十字法を使って実行する時の注意点や障害など細部まで占うこともできます。
視点を変えてみる
タロットカード占いでは自分自身の事だけではなく、相手を占う事もできます。好きな人が本当はどんな人なのか知りたい、あるいは今どんな状態なのかを知りたい時に活用できるのがホロスコープ法です。
結婚ができるかどうか、どんな職業に就いたらいいか、夢が叶うかどうかなど、自分自身を見つめ直す時にも役立ってくれます。
目的に合ったテーマを考えて、最適なスプレッドを選ぶことが大切なのです。