自分で書いたらいいんじゃない
これは私が真っ先に気になった事です。
護符って御札に絵というか模様みたいなのが書かれているんですよね。それでその模様は各自のお願いごとによって変わってくるんです。
って事は模様自体に運気を上昇させる効果があると考えても良いんじゃないかと。本物の陰陽師さんほどの効果はないにしてもある程度の効力は持つんじゃないでしょうかね。自分の欲求を満たすための願いなわけですから、他人が込めた念よりも自分のほうがより強い念が込められるはずです。
それに自分自身で作った完全なオリジナルなので特別感も出るでしょうから。さっそく護符の書き方について調べてみましょう。
必要なもの
ちなみに使う物は全て新品の物を準備したほうが良いみたいです。古い物には邪気が憑いているとか、真新しい物には悪い気を遠ざける力を持っているとかそーいう感じの事でしょう。
筆(ふで)
兎毛やイタチ毛のように腰が強く毛先の鋭いタイプが良いようです。護符の模様は種類によっては結構細かいデザインになってますからね。細い線を描くために硬い筆が良いのでしょう。
墨(すみ)、墨汁
書きやすさを考えて粘り気の少ないものがいいですね。光沢があって黒が冴える色が見栄えが良くなります。ダイソーの物はちょっと心許ないです。別にダイソーの悪口を言ってるわけではありませんよ;^^
安物の墨は安いカーボン粉末や魚の骨から抽出した安いニカワが使われています。つまり値段相応の安っぽいものってわけです。別にダイソーの悪口を言ってるわけではありませんよ;^^
高級品は菜種や松煙から採集したスス、鹿皮から取れる高級ニカワが使われているのです。文字通り高級な材料から出来ているわけですね。高級な墨は粒子が細かく立体感や重厚感が際立ちます。
護符は念を込めて作るものですから変なところでケチっているようでは上等な護符は作れないというものでしょう。
硯(すずり)
こちらも上質な物を用意したほうがいい、という事ですが個人的に硯は別に高級じゃなくても良いような気がしますね。護符自体には影響なさそうですし。ゴミやホコリがついてるほど汚い物じゃなければ大丈夫だと思いますがどうでしょう。
書く前の準備
まずは部屋の掃除をして、お風呂で身体を清めます。服装はなるべく白い無地のもの。電気を消して自然光のみにする、暗すぎるならロウソクに火を灯す。浄線香、または香を焚き心が落ち着くまでしばらく瞑想を続けます。心から雑念が消えたらようやく筆をとって書き始める事ができます。
どうでしょうか。
めんどくさがりの私は白い無地の服が無かったので諦めました。むしろ小学校の時に愛用していた習字セットがカビてて使い物にならなかった時点で、もうやらないだろうなっていうのはなんとなく悟っていました。
一応、書いてる時に注意する事も調べてみたので書き記しておきます。
書いてる間は気を鎮める事に集中します。自分の願いや欲求を出しすぎるのは良くありません。例えば恋愛成就を願っているとして、恋のライバルとなっている相手を恨む気持ちが強すぎると呪いとなって念が相手に届いてしまいます。
中途半端な呪いは跳ね返されてしまい、さらに相手の念が上乗せされた呪いとなって自分に反ってきてしまうそうです。因果応報というやつですね。これでは恋愛成就どころか逆効果です。
護符はあくまで自分を護るための御札です、決して呪いの札ではありません。
瞑想のごとく無心のままでいるのが一番ですが素人には難しいですよね。願い事を叶えるための護符を作ってるわけですからどうしても願い事を考えてしまうのが人間ってものですよね。そーいう場合は願いを叶えた自分の姿を想像するのが良いそうです。
運気上昇を願うなら毎日楽しく笑って過ごす光景を…、恋愛成就を願うなら好きな人と寄り添う光景を…、金運アップを願うなら…えーっと…欲しい物を手にいれたり美味しい物を食べている光景を?思い描きながら書くと良いでしょう。
肝心の模様は?
既に私は護符を作る事には興味を失っていますがせっかくここまできたのですから最後まで調べたいと思います。と言っても実際に書いたものは無いので、参考になりそうなサイトを見つけてきました。
☆開運護符の書き方
護符の種類:大病平癒、富貴安泰、人間関係、恋愛成就、家庭円満、試験合格
運を引き寄せる護符
護符の種類:恋愛成就、良縁に恵まれる、お金持ちになる、愛を復活させる
紹介するサイトは2つと少ないですが、まぁこれだけあれば大体の願いは賄えるのではないでしょうか。
それにしても複雑な模様が多いですね。不器用な私にはもう絶対的に無理です。
これを考えると専門家に護符の作成を頼むのは、職人の作業と同じで技術料みたいなものが含まれて高価なお値段になっているんでしょうか。手間隙を考えると多少高くても納得できるかもしれません。
話は変わりますが、さっきからずーっと模様模様って言ってますけど、護符に書かれているやつの正式名称は「模様」で当たっているのかな。「印」とか「魔法陣」って呼ぶのかな。まぁどっちでもいいんですけど。
一番重要な事を忘れてました
護符を書く上で一番大切なのは霊能力ですよ、霊能力。だからこそ本職の陰陽師の方に作成を頼むんですよ。そこを忘れちゃいけません。
でも個人的な考えは、
『護符に効力なんてあるの? 』に対する結論はやっぱり、『信じる人にはあるし、信じない人にはない、たぶん 』です。
なので自分が納得できるものを作れたら効果は出ると思ってますけどね。器用な方は自作してみるのもアリだと思います。