ホロスコープ法とは
ホロスコープ法は14枚のタロットカードを展開して全体運を見るスプレッドです。時間、空間を超越して物事の細部まで知ることができます。
全体的な運勢を見るだけでなく、一つの事柄に対してあらゆる視点から読み取ることもできます。各ポジションの意味が占うテーマによって柔軟に変化する万能型スプレッドです。
ホロスコープ法の並べ方通りにスプレッドしていることを想定して説明していきます。
各位置のカードが示すこと
ホロスコープ法では占うテーマによって各ポジションの意味が変わってきます。自由にリーディングできるようになるには多少の慣れが必要です。何でも占えるスプレッドなのでどんどん占って経験を積んでいきましょう。
①自分自身に関すること
性格・個性・容姿・状況
②お金に関すること
収入・所得・出費
③思考・兄弟・隣人に関すること
勉学・教養・知性・兄弟・隣人・コミュニケーション・国内旅行
④家族・住居・母親に関すること
家庭運・家族・住居・母親・墓
⑤恋愛・勝負・子供に関すること
恋愛問題・娯楽・芸能芸術・スポーツ・勝負事・投資・子供・自己表現
⑥仕事・健康に関すること
就職・職場環境・会社・労働・部下・後輩・健康・ペット・自己管理
⑦出会い・対人に関すること
出会い・対人関係・結婚・配偶者・パートナー・上司・先生・先輩・社交性
⑧生死・性行為に関すること
人間の生死・遺産相続・性行為・手術・霊的現象・先祖
⑨学問・外国に関すること
学問・専門・試験・入試・海外・外国旅行・マスコミ・宗教
⑩名誉・社会・父親に関すること
名誉・社会運・昇進・世間の評価・天職・社長・父親
⑪友人・コミュニティに関すること
友人関係・グループ・サークル・団体・SNS・コミュニティ・趣味
⑫病気・潜在意識に関すること
休養・病気・入院・潜在意識・精神的影響・隠し事・引退・隠れた敵
⑬全体的な運勢
全体的な運勢を総評するカードです。
⑭キーカード
『⑬全体的な運勢』に隠された問題、理由や原因、対策や注意点など。
読み方のコツ
1つのテーマに対して14枚のカードを展開して占うホロスコープ法ではどのポジションに重点を置いてリーディングするかがポイントになります。
まずは『⑬全体的な運勢』のカードと『①自分自身に関すること』のカードをチェックして全体の流れを読み取ります。流れを掴んだところで他の位置にあるカードを見ていきましょう。
重要と思える位置のカードを優先的にチェックします。どれが重要かは相談の内容にもよりますが、自分が気になるカードを読み解いていくと考えてください。必ずしも全てのカードをチェックする必要はありません。なにが良くて、なにが悪いか、どうしていけばいいか、ここまでリーディングできればホロスコープ法は成功です。
こんな占いに最適
全体的な運勢を占いたいときや、漠然としたテーマを占いたいときに最適なスプレッドです。
「専業主婦じゃなく仕事と両立させたい。仕事に力を注ぐことで子供や家庭にどんな影響を与えてしまうか」、「これからの恋愛事情について知りたい。いつ、どこで、どんな人と、どんなふうに出会えるか」、「今年はどんな1年になるのか。家族や仕事のことが気になる」など、問題がハッキリせず、この先どうなるかを知りたいという時にホロスコープ法を使っていきましょう。
ホロスコープ法で悪い部分を探し出し、その問題に対してさらにホロスコープ法で多角的に見ることもできます。他のスプレッドを使ってその問題を解決するのも良いでしょう。悩みや相談の内容によって占いやすいスプレッドを使い分けるのが好ましいですね。