ラバーズブリッジ法とは
2人の恋のゆくえを占うラバーズブリッジ法は恋愛に特化したスプレッドです。2人はお互いの事をどう思っているのか、どれだけの愛情の深さを持っているかを知ることができます。
ラバーズブリッジ法は2人の過去と未来、お互いの状況、そして2人を繋ぐ架け橋と対策を示してアドバイスをしてくれます。恋愛の対象となる相手との関係を調べるには最適なスプレッドです。
ラバーズブリッジ法の並べ方通りにスプレッドしていることを想定して説明していきます。
各位置のカードが示すこと
ラバーズブリッジ法では上段と下段で対象となる人物が変わってきます。上段は相手の立場を示し、下段は自分の立場を示しています。
①⑥現在の状況
①は自分から見た場合、⑥は相手から見た場合を示しています。
お互いがどんな気持ちを持っているかを表しています。本心、恋への真剣さ、情熱、積極性、能力などを読み取ることができます。
現時点での気持ちなので未来は変わります。良いカードが出たからといって油断せず、悪いカードが出たからといって落ち込む必要はありません。
②⑦過去、③⑧過去の要因
②③は自分から見た場合、⑦⑧は相手から見た場合を示しています。
2人の出会いやキッカケをどう感じたかを見ます。簡単に言うと第一印象ですね。要因ではそれに対する理由や原因を示しています。
④⑨未来、⑤⑩未来の要因
④⑨は自分から見た場合、⑤⑩は相手から見た場合を示しています。
2人の関係をどのように進めていこうと考えているかを見ます。未来予測のカードです。悪いカードが出たからと言って単純に嫌っているというわけではなく、なんらかの障害により諦めないといけないと考えている場合もあります。過去や現在も交えながら要因と含めてこのカードは慎重に読み取りましょう。
⑪2人の架け橋
ラバーズブリッジ法のキーポイントとなるカードです。この恋愛の象徴ともいえます。たとえば「運命の輪」が出ればとても縁の深い関係となりますし、「チャレンジャー」が出れば忍耐と努力を必要とする関係となります。
⑫対策 or 障害
良いカードなら恋愛が結ばれるための糸口を示し、悪いカードなら障害の原因や注意点を示します。タロットカードからの助言ともいえるカードになります。
このカードを真髄に受け止めてこれから何をやるべきかをしっかりと見極めましょう。
読み方のコツ
恋愛占いは自分の願望が強く出てしまう傾向があります。プロと素人で占いの結果が変わる?では気持ちをニュートラルにして占うことが大事だと説明しました。ついつい自分にとって都合良く解釈してしまいがちになるので気をつけましょう。
ラバーズブリッジ法では相手の立場側のカードに目を向けてしまいがちになりますが、自分の立場をしっかりと見つめ直すのも大切です。お互いを知っていれば2人の架け橋で正確なリーディングができるようになります。
ラバーズブリッジ法を訳すると「恋人の橋」となります。その名が示すとおりこのスプレッドでは2人の架け橋がとても重要なカードです。このカードを見て、どうするべきかの対策や判断を決めていきましょう。
こんな占いに最適
「片思いの相手が自分のことをどう思っているのか、付き合える関係なのか」「交際中の相手がいるけど他に気になる人ができてしまった。その人と付き合うと上手くいくのか」など片思い両想いに関わらず占うことができます。恋愛の対象となる人物さえいればラバーズブリッジ法を使えます。
反対に「恋愛運を占いたい」など大雑把な占いには向いていません。ラバーズブリッジ法は2人の縁の深さを示すスプレッドです。