3つの選択から選ぶ、スリーロッツ法の読み方

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スリーロッツ法とは

3つの中から何を選ぶべきかアドバイスをしてくれるタロットカードのスプレッドの一種です。スリーロッツ法は三者択一の状況でこそ力を発揮するスプレッドです。

好きな人に想いを伝えるのに最適な方法はなにか、仕事と恋愛と友情の中でどれを選ぶべきか、友達へのプレゼントはどれがいいかなど、選択に迷ったときにそれぞれの結果を予測してくれます。

スリーロッツ法の並べ方通りにスプレッドしていることを想定して説明していきます。

各位置のカードが示すこと

スリーロッツ法

①④⑦現在の状況、現在の意識

①はAの選択、④はBの選択、⑦はCの選択について示しています。

質問者が各選択を選んだときの気持ちや考え、能力を表しています。たとえば、良いカードならその選択に魅力を感じている、悪いカードなら不安や恐れを持っているといったように読むことができます。

今の自分がどのような状況に立っているかを再確認させてくれます。

②⑤⑧近い未来の状況

②はAの選択、⑤はBの選択、⑧はCの選択について示しています。

質問者が各選択を選んだときに起こり得る状況や事柄を表しています。その選択をすることであなた自身が体験する出来事や周囲の反応が分かります。

この位置は状況を示しているだけなので結果がどうなるかはまだ分かりません。ここで良いカードが出たからといってこの選択を選ぶのは早すぎます。反対に悪いカードが出たとしても、ツラい状況にはなるけど結果的には良い方向へ進むといった場合もあります。次のカードを見てから判断をしましょう。

③⑥⑨最終結果

③はAの選択、⑥はBの選択、⑨はCの選択について示しています。

質問者が各選択を選んだ場合、「こうなるだろう」という結果を予測します。ここで出たカードを参考にどの選択肢を選ぶべきか考えていきます。

⑩キーカード

この質問全体に対しての対策や注意点を示しています。どの選択をするべきか判断するための重要なカードです。

この位置に出たカードによっては他の選択肢を考えたほうが良いとなる場合もあります。4つ目の選択肢を考えてみるのも良いでしょう。

読み方のコツ

スリーロッツ法は「この選択をしなさい」と指示するのではなく、「この選択をしたらこうなるよ」と結果を教えてくれるスプレッドです。その結果を参考にしながら最終的な判断は自分で決めるということを忘れないでください。

タロットが良い結果を出しているからといって必ずしもそれを選ぶべきということではありません。あえて困難な道を選ぶのもまた人道です。

さらに詳細を知りたいときは他のスプレッドと合わせて占うのが一般的です。たとえば古代ケルト十字法を使って相手(周囲)の状況や未来が分かればさらに有効な手段や対策が思い浮かぶかもしれません。このように柔軟な対応をできるのがタロットカードの良いところです。

こんな占いに最適

やはり三者択一の状況です。他のスプレッドで良くない結果が出たときに、どう頑張ればよいのかをスリーロッツ法によって知ることができます。

イエスかノーか、右か左かなど裏表をハッキリさせたい場合は二者択一スプレッドで十分です。しかし世の中はそれほど単純ではありません。イエスかノーで迷ったときは答えないという選択肢もあります、右か左で迷ったときは後ろに下がるといった選択肢もあります。

スリーロッツ法は選択肢が2つしかないと思っている状況であえて3つめの選択肢を探すキッカケにもなります。人生観をも変えさせてくれるこのスリーロッツ法は積極的に使っていくべきスプレッドなのです。

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