オカルティックな内容を含んでいるのでそういったものが嫌いな方はお戻りください。
玉入れじゃなく魂入れ
魂入れと書いて「たまいれ」と読みます。これはいわば登録作業のようなもので、持ち主が自分であることをカードに告げるための作業です。
自分のエネルギーをカードに注入する事でカードが味方になってくれます。あなただけの特別な道具として、あなたを信頼し、あなたのために働いてくれることでしょう。
自分にピッタリのタロットカードを探す ではタロットカードと同調する方法をご紹介しました。魂入れはそれをもう少し発展させたものとお考えください。
カードに触れる
まずは新品のタロットカードを箱から取り出します。手に持ったまま軽く広げて、全体を眺めていきましょう。
カードに触れることにより自分のエネルギーがカードに注入されていきます。
カードを並べる
次にカードをテーブルの上に順序良く並べていきます。もし広げるだけのスペースがなければ布団の上など広い場所でも大丈夫です。ただし床や畳の上だとカードを汚したり傷つけてしまう恐れがあるので注意してください。
タロットカードは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナで構成されています。
大アルカナ ⇒ 小アルカナの順にカードを並べていきましょう。
大アルカナ
大アルカナは運命的な出来事や状況を示しており、タロット占いにおいて根幹となるカードです。
- 1列目に「1:魔術師」から「7:戦車」までを順序良く並べます
- 2列目に「8:力」から「14:節制」までを順序良く並べます
- 3列目に「15:悪魔」から「21:世界」までを順序良く並べ、その後ろに「0:愚者」を並べます
小アルカナ
小アルカナは大アルカナが示したメッセージに具体性をもたらします。それにより占いに説得力が増します。
ちなみに私は小アルカナのカードは使用していません。占い自体は大アルカナだけで行える事と、78枚全てのカードを把握するのが大変な事が理由です。
- 杖(ワンド)のカードを1から10、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの順に並べます
- 聖杯(カップ)のカードを1から10、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの順に並べます
- 剣(ソード)のカードを1から10、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの順に並べます
- 金貨(ペンタクルス)のカードを1から10、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの順に並べます
並べてお気づきになった方もいるかもしれませんが、小アルカナはトランプと同じ構成になっています。
魂を込める
カード全体に目を通したら、上から順序良く並ぶように一枚ずつ手に取りまとめます。そして、左手でカードを持ち、その上に右手を置きます。
「私の道具として、天からのメッセージを受け取るために手助けをしてください」と唱えます。実際に口に出しても良いですし、心の中でつぶやくだけでも大丈夫です。最後にそっと息を吹きかけます。
その日は枕元にカードを置いて眠ります。これにて魂入れの儀式は終了となります。
さらに効果を高めたい方は必見
ここまでの作業を7日間続けることで、カードからの信頼と共に自分自身の霊力も高まります。そうすればより強力な占いができるようになるというわけです。
「タロットカード占いに本気で取り組みたい」という方は挑戦してみてください。